2010年5月12日水曜日

小さな 夢

今回の怪我で色んな事を学んだ。

事故に気をつけてとか言ったり言われたりした。
メンバーの中でも実際に経験した人の言葉は重く、ためになった。

高度医療センターで出会った脊椎損傷の人達。
困っている時に助けてくれる人達。
プロテクターの重要性!

脊椎損傷はあまりにも近い問題だった。

色々と調べた。


エアバッグ内蔵のヘルメット



レーシングスーツに組み込んだエアバッグ



後付けの物やひもが伸びきると膨らむジャケットとか。
多くの人が研究をしていて、センサーで苦労しているみたい。


私の本業の一つに、特許などの知的財産の管理や開発とかもある。
その中の一つがコレ。

知人が病気になった時に情報端末を操作できる様に開発したもの。
3Dセンサーでノンタッチで情報端末を操作できると言う特許と製品。
iPadやiPhoneの様にタッチパネルではない。
空間を指し示すとそれをキャッチする技術。

縦、横、奥行き、動作スピード、温度、色など様々なパラメータをセンシングして
指先をマウスのポインターのようにするのと。
指で座標やクリック、ダブルクリック、ドラッグなどの情報端末を操作するジェスチャーを捉える。



こんなのとかもiPhoneが発売される前に特許申請をしたり開発したりしていた。


サプラム問題が出る前にUSの銀行にM&Aで億二桁の値付もされた事もある。


この3Dセンサーがバイク用のエアバッグのセンサーに最適なんだ。
細かい方法は特許申請中だから言及は出来ないけど。
小型で安価で、何重にも確実な動作をするアルゴリズム。

サーキットでも公道でもきちんと理想的に動作するセンサーが作れる。

始めから開発しようとすると、普通なら開発時間や費用が莫大にかかるんだけれども、
既に投資して開発し実用化した3Dセンシングの基礎技術を流用して作れば
それほど時間も費用もかからない。

この3Dセンシング技術を流用して完璧な脊椎エアバッグを作りたいと思った。

他の体の部位のプロテクタは確立されているんだけど、首の部位だけまだなんだ。


問題は3Dセンサーとかの開発や製品化に投資したりで、エアバッグセンサーの開発費が捻出できないコト。^^;

あはは、無駄使いをするんじゃなかった。

3 件のコメント:

  1. うぉぉぉぉぉ!!
    安全装備大好き人間としては、非常に面白そうな話で大変興味が有ります。

    有線式だとバイクと体が一緒に流れて行く時に作動しないし、単純なセンサー式だけだと、本当に作動が必要な状態なのか否かの判断に信頼度が充分で無いのでしょうね。

    ヘルメットと地面との距離を感じる方法が有れば良いでしょうが、難しいですね。
    地面が無理なら、車体とヘルメットの距離及びヘルメットの角度により、投げ出されているかどうかを把握するようにするとか、そう言うのを研究するのって楽しそうです。

    加速度センサーによっては、『VMAXで竿立ちしたら作動した』なんて、笑い話になりそうです。

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  2. このタッチしないタッチセンサーの技術も凄いですね。
    実はBossって凄い御仁だったのですね。

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  3. APC Airbag Helmet のオカマパターン経験者^^
    信号待ちからのスタートだったので衝撃は少なかったです。
    あの時に見た青空はマダ覚えてます・・・^^;

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