千葉の方のSTAGE-Xの仕上げをしていました。
触媒も付いていますし。
まずは、COのチェックとか、もちろんOK。
排気音量のテスト。もちろんOK。
シャシダイの中は防音室になっているので、
大声グランプリの予行練習をしてみました。
ee〜?! 人間の声って以外とデカイ☆
同日の測定ではなく、1週間ぐらい間が空いているのと、
なにより、気温と湿度、気圧が恐ろしく違う日の計測なので
あくまで目安ですね。
環境変数もある程度以上だと効果ないみたいです。
ちなにみ、本日のシャシダイルームの気温は43℃、湿度55%と
とんでもなく最悪な条件です。
ノーマルの時は4速だとリミッタが働くので3速での計測。
ノーマル国内仕様:139.61
USフルパワー相当: 161.37PS
いつもだと、163〜169PS程度は行くので、やはり条件が厳しいです。
調整をしていて、めまいと咳が止まらなくなります。
汗も過激に出て、スコールに出会ったようです。^^;
STAGE-X仕様にモディファイをして、
ある程度の最大公約数のMAPを作りインストールします。
STAGE-X 最大公約数MAP: 173.30PS
ん〜。もう少し、体力の限界まで頑張ってみます。
てか、持病の喘息発作が起きますが、後少し、後少し。
STAGE-X オリジナルMAP: 176.45PS
今までで最悪の条件の中で176PSはかなりee☆
空気密度の条件の良い別の季節にもう一度計測したいですね♬
180PSは余裕で超えている吹け上がり方です。
数値は全て後輪出力なので、駆動系ロスを考えると200PSを若干超えています。
公道仕様で触媒や音量を考えるとVMAX17って、恐ろしいバイクだなと毎回思います。
ちなみに、外見上も音量も極めて紳士的なバイクです。
しっかーし、戦いを挑んでは行けません。
VMAX17の最近の市販車としては”え?”と驚く程に少ないノーマルの車両のバンク角を補うために
バックステップとか取り付けてあります。
タイヤを見てもきちんと乗りこなしているし。
感心したのが、ネジですね。
触ると分かるのですが、きちんとした絞め方やトルクレンチを使い
トルク管理をしながら整備しているのが直ぐに分かります。
そういう車両は速いんですよね☆
ちょっと、乗り味を考えて、ドラマを感じる曲線にしてみました。
後は、データロガーを仕掛けたので、オーナーの実走行とフィーリングに合わせて
微調整をする感じです。
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