2010年6月30日水曜日

STAGE-X

千葉の方のSTAGE-Xの仕上げをしていました。

触媒も付いていますし。

まずは、COのチェックとか、もちろんOK。



排気音量のテスト。もちろんOK。

シャシダイの中は防音室になっているので、

大声グランプリの予行練習をしてみました。

ee〜?! 人間の声って以外とデカイ☆



同日の測定ではなく、1週間ぐらい間が空いているのと、

なにより、気温と湿度、気圧が恐ろしく違う日の計測なので

あくまで目安ですね。

環境変数もある程度以上だと効果ないみたいです。

ちなにみ、本日のシャシダイルームの気温は43℃、湿度55%と

とんでもなく最悪な条件です。

ノーマルの時は4速だとリミッタが働くので3速での計測。

ノーマル国内仕様:139.61

USフルパワー相当: 161.37PS

いつもだと、163〜169PS程度は行くので、やはり条件が厳しいです。

調整をしていて、めまいと咳が止まらなくなります。

汗も過激に出て、スコールに出会ったようです。^^;

STAGE-X仕様にモディファイをして、

ある程度の最大公約数のMAPを作りインストールします。

STAGE-X 最大公約数MAP: 173.30PS

ん〜。もう少し、体力の限界まで頑張ってみます。

てか、持病の喘息発作が起きますが、後少し、後少し。

STAGE-X オリジナルMAP: 176.45PS

今までで最悪の条件の中で176PSはかなりee☆

空気密度の条件の良い別の季節にもう一度計測したいですね♬

180PSは余裕で超えている吹け上がり方です。

数値は全て後輪出力なので、駆動系ロスを考えると200PSを若干超えています。

公道仕様で触媒や音量を考えるとVMAX17って、恐ろしいバイクだなと毎回思います。

ちなみに、外見上も音量も極めて紳士的なバイクです。

しっかーし、戦いを挑んでは行けません。

VMAX17の最近の市販車としては”え?”と驚く程に少ないノーマルの車両のバンク角を補うために

バックステップとか取り付けてあります。

タイヤを見てもきちんと乗りこなしているし。

感心したのが、ネジですね。

触ると分かるのですが、きちんとした絞め方やトルクレンチを使い

トルク管理をしながら整備しているのが直ぐに分かります。

そういう車両は速いんですよね☆

ちょっと、乗り味を考えて、ドラマを感じる曲線にしてみました。



後は、データロガーを仕掛けたので、オーナーの実走行とフィーリングに合わせて

微調整をする感じです。

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