オーナーの皆さんはMeetingに向けて、走行会に向けて、準備をしているとおもうけど、マシーンの整備やネジの増し締めを忘れないように!!
ヤマハが何故にサーキット走行における、その旨の重要事項を伝えないのか?わからないけれども。
立派なYSPが完全なる整備をしているからかもしれないけど。
VMAX17は意外と振動が多く、ネジが緩んでいます!サーキットを走る前走車から小さなボタンネジが緩んで飛んで来ただけでも大惨事になります。
乗っているとエンジンや各部の振動が分かりにくいけれども、実はVMAX17のエンジンや各部は相当に動いていて、
我々は多数の車輌を触って来たが、恐ろしいぐらいにひぇ〜、ここもゆるゆるだー、うはぁ〜、ここもだ!と言う経験をしている。
ケアレスミスでネジの増し締めを忘れて、ネジを飛ばす事も数回を経験している。
例えば、慣し途中の走行700kmぐらいの車輌なのに、
工場出荷されて始めて触られるはずのエキパイの奥側のネジが手で回るぐらいに緩んでいる事が何度もあった。
そこは傷つけずに触ろうとすると難儀するんだけれどもね。
例えば、チャンバーとサイレンサーの間があたかも一連のつながりに見せる化粧板のような物を止めるネジ。
パーツリストからするとボタンネジと呼ばれる物の下側等はよく落ちてぶっ飛んでいる。
下向きであり、ネジロックされていなく、温度差がある部品で、冷えたり熱くなったりするからいかにも落ちたら嫌だなと思っていたら案の定、落ちていた。
逆輸入車も国内仕様も関係なくほとんどの車輌で同じ状況であった。
共にヤマハの工場から出て来たばかりの車両でだ。
工場出荷時の締め付けトルク管理をきちんとしているのか!と思ったり、YSPで納車整備をしてるのか?!と思ったりもしたけど、乗っていればネジは緩むので、オーナーの意識の問題もあるかな。
とにかく増し締めは必須だ。
DUCATIのほんの一部のディラーではイタリアから届いたばかりの新車を、ほとんど全ばらして、再組み立てをして納車していたりする。
納車整備代を取っているようだけど、割に合う金額ではないなー。
VMAX17の販売スタイルが責任感を持ちにくい物だからなのか?
工場での製造管理の問題なのか?
緩みやすいネジの設計なのか?
その辺は分からないが、そういった事象があることは認識しておいた方が良い。
何があっても自分の車輌は自分の責任で管理するのが当然だ。
メーカーや販売店に責任転嫁をしてはいけない。
増し締めだけでもVMAX17への愛着は随分と増すはずだ。