2009年8月9日日曜日

billet throttle controller スロットル コントローラー No.3

スロットルの交換でテスト走行をする前に、どんなカムのリフトであるかをPCVで調べてみた。

もちろん、PCVがなくてもかなり良い結果を得られた。

まずは、スロットルを完全に閉じた状態は当然ながらゼロである。

スロットルの全閉か全開かはPCVで細かく調整が出来るのだが、テスト車両は立ち上がりを良くする為に物理的なスロットル開度77%→開度で100%のセッティングをしていたのだが、一次曲線の話なのであった。

ハイスロットルは物理的なカムで二次曲線となり、PCVとのコンビネーションで、よりきめ細かくかつ立ち上がりをよくする事が出来た。

当然ながら、全閉状態では、バイクのコンピュータもゼロと認識する。

アクセルレスポンスが悪いとかどんつきが気になる人は、まず、スロットルワイアーの調整をする事をお勧めする。

人間の感覚なんていい加減な物で、スロットルワイアーの遊びを減らすだけでレスポンスが上がったとか、パワーが上がったとか、低回転時の調子がよくなったと感じたりする。

R0010965

アクセル開度で10%ぐらいだろうか?

R0010966

PCVで認識させている開度は20%ととしてみた。写真が22%になっているが使われるマップは同じ。20%ちょうどで止めるのが微妙なさじ加減で写真では22%となってしまった。

R0010974

アクセル開度で25%位だろうか、PCVで40%で設定してみた。

もちろん、自由に設定できる。

R0010967

PCVの画面で確認をすると40%となる。

それ故に、物理的なアクセル開度で25%の時にPCVのマップは40%のところが使われる。

R0010975

アクセル回度50%の時は

R0010968

PCVでは70%としてみた。

R0010976

アクセル開度75%の時は

R0010969

PCVでは90%で設定してみた。

R0010977

当然ながら、早期に90%の開度で100%のマップが使われる。

R0010970

こちらも同じ。

R0010971

テスト走行でのインプレッションは後ほどに掲載する。

これで、アクセルを全開にしたつもりでも50%しか開ていないと言う、人間びびりみったーを解除する事になる。^^;

繊細なアクセルワークが必要なんじゃないかな?とか、色んな質問が出ると思う。解答を聞いてそれを実行するのもOK。

自分で確かめないと気が済まない実行力と言うか生き方の人もOK。

「スロットルコントローラー」はMAXTUNEでも提供中です。

【ご注意ください】
当サイトに掲載されている情報を元にカスタムやメンテナンスなどを行なう場合は、全て自己責任にて各自然るべき作業環境、手順、道具、知識などを以って行なってください。万が一当サイト掲載情報を元に行なった作業で事故や車輌や機器などの破損・不具合等が生じても当サイトでは一切の責任を負い兼ねます。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。いつも有益な情報ありがとうございます。毎日更新を楽しみに読ませていただいています。
    ダイノジェットのPCVとAutoTuneを収める位置はどこがおすすめだと思いますか?説明書には右サイドカバー裏とありますが,MAX-Tuneさんはタンクカバー下に置いていたように思います。リヤシート下もありますが・・・USBコネクタを簡単に刺すことだけ考えるとリヤシート下(コードの長さが足りてかつAutoTuneも入ればですが)かなとも思っています。ご意見がいただければ幸いです。

    私もずっと気になっていた低から中開度のアクセルレスポンスが,ハイスロの二次曲線的なもの+ダイノジェットで変更できるんですね。ぎくしゃくしない程度にもうすこし敏感に反応してくれるように調整次第でできそうだということで,楽しみにしています。(^^;

    返信削除
  2. くろすけさん
    こんにちは!

    PCVは始めは、ダミータンクの下に設置しました。吸気効率をあげる為に、今はシートの下に設置しています。
    PCVのハートビートを見やすくする為とオートシフター等の配線を考えての事です。
    右カバーはPCVのO2センサーの二つのコネクターで一杯になってしまいました。
    使い勝手を最高にあげる為には配線類の引っ越しをしないとダメだな〜と考察しますが、現状ではこれでいいかな?となっています。

    返信削除