2009年8月7日金曜日

YCC-I / エアークリーナーフラップ

いくつかの質問があったので、記載する。

エアクリーナの入り口のフラップはある方がよいのか?ない方がよいのか?

YCC-Iの可変ファネルの形状はこんな感じで、狭いエアクリーナケースの中を上下している。

ちょうど、後ろの2気筒を遮るようにフラップが形成されている。

フラップがないと、後ろ2気筒の方が入り口に近くなるので空気を先に吸い込むと言う考察も出来る。

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このフラップは4気筒の真ん中に空気を入れると言う働きをしていると言える。

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手前から入るのではなく、真ん中から入るという感じ。

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それでは、外すとどうなるかと言う話だが、きちんとそれなりの事をすれば、確かにピークパワーは数馬力あがる。

前後の燃調の差が出るか?とか色んなケースでの実験の結果では分からなかった。プラグの焼け具合や純正のフィルターの汚れ具合や汚れる位置。

ノーマルで乗るのであれば、外さない方が良いと考察した。

モディファイをして、VMAX17の1700ccの素の姿を見たいのであれば、取り外した方がよいと考察した。

ノーマルで乗るという観点では、ある一定の性能を維持する。

エアークリーナーを長い期間交換しない。点火プラグを長い期間交換しない。どの回転域でもバイクの電子制御に委ねて、アクセルを開ければそこそこにという走り方。多くの一般的なライダーの乗り方なら取り外さない方がいいと言う感じ。

もし、数馬力でも、多くを望むなら、エアークリーナーを1ヶ月に1回ぐらいメンテナンスをする。プラグをよく確認をする、清掃をする、交換をするぐらいなら取り外しても良いだろう。

ちなみに、当然ながら、燃調や空燃比が変わるので、それなりの事をしないとダメだ。

ただ、気分的には空気の入り口が3倍になるので、速くなった気になる。

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